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【永久保存版】青春系アメリカンロックを聴け!【懐かしい】

Column

今回は、みんな大好き青春系アメリカンロック特集です!

アメリカンロックってめちゃくちゃ定義が広いんですが、今回の定義は「青春」が感じられるアメリカンロック。

なので、All Man Brothers BandとかThe Black Crowsの埃っぽい系でもなく、Bon JoviやAerosmithなどのハードロック系でもありません

アメリカの青春ドラマのサウンドトラックに収録されているような、切なくて蒼いやつですね。青春系のロックって、コアな音楽ファンからは見下されがちなんですが、「人の心を引きつけるメロディとはなんたるか」を教えてくれる素晴らしい楽曲揃いなんですよ。

青春系アメリカンロックを一言で言えば「目を細めて遠くを見つめてる感があるかどうか」です。PVとかでアップでやってるでしょ。曲を聴いて「あ、コレ目を細めて遠くを見つめているな!」と思ったらそれは青春系アメリカンロックなんですよ。

大事だからコレだけは今日覚えて帰ってな!

高尚なロックではないですが、子供から大人まで楽しめる幅広い大衆性を体現しているという点では学ぶべきところは多いのです(何目線やねん)。

それではいってみましょー!

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The Replacements「Left Of The Dial」

まずは青春系アメリカンロックの始祖となったリプレイスメンツです。パンクとセンチメンタルを融合させた偉大なバンドです。大好きな曲が多いので、どれをご紹介するか本当に迷うところなんですが、切なくて激しくて青春が弾けてる「Left Of The Dial」にしました。

年代的にタイムリーには聴いていないんですが、メロディが真っ直ぐにセンチメンタルで、シャウト気味に歌うカッコよさに衝撃を受けました。The Goo Goo DollsGreen Dayもかなり影響受けていますよね。すべてはここから始まったんですよ。

コレと「Bastards Of Young」と「Alex Chilton」は本当に何度も何度も聴きました。聴き過ぎて泣きそうになるくらいに聴きましたよ。超オススメです。

The Replacements – Left Of The Dial (Official Promo Video)

The Goo Goo Dolls「Slide」

リプレイスメンツの正統後継者がこのグーグードールズですね。このバンド、アレンジがちょいちょいダサイんですよね。特にハード目な楽曲のリフがダサかったりします(バンド名も…)。でも、蒼いメロディを書かせたら一流

わたし、学生時代ロックなサークルに入っていたんですが、オルタナ系のサークルだったので、口が裂けても「グーグードールズ」なんて言えませんでした。でも実は私が初めていった洋楽ライブは彼らだったのです。「Name」という楽曲がヒットした直後の来日でした。

Slide」は疾走感、センチメンタル、シンプルという三拍子を体現した彼らの最高傑作ですね。アコギのストロークが気持ちよくて、メリハリ効いてて、同じコード進行でメロディの展開を変えていくパターン、今聴いてもカッコイイです。今なら言える「グーグードールズ、ええ曲あるで」。

Goo Goo Dolls – Slide [Official Music Video]

Jason Mraz「The Remedy(I Won’t Worry)」

日本でも人気が高いジェイソン・ムラーズの2005年の出世作。今では「I’m Yours」の大ヒットでサーフミュージック系の癒し系お兄さんのイメージが強いですが、この頃はまだラップとアコギとファンキービートをミックスさせた混ぜたというだけで、ターゲットが明確じゃなかった印象があります。

でも、メロディと言葉の切れ味は当時から健在でした。「The Remedy」は畳み掛ける言葉の連写とポップなコード進行、そして一気に歌い上げるサビと、人の心を掴むための要素が全て揃っています。「I’m Yours」よりもヒットしても良かったんじゃないかと。

「男らしさ」とはまた違うニュータイプの青春系アメリカンロックが出てきた!というインパクトは確かにありましたね。カラオケで歌えたら最高に気持ちいいだろうなぁ。

Jason Mraz – The Remedy (I Won't Worry) [Official Video]

The Fray「Over My Head(Cable Car)」

このバンドはピアノをメインに置いていたこともあり、歪んだギターとのバランスを上手くとっていて、しなやかさのあるバンドですね。ブレイクのきっかけとなった「Over My Head(Cable Car)」はダイナミックなバックトラックに、絶妙なラインをつくメロディラインが素晴らしいんです。

サビで拳を振り上げて大合唱する感じではなくて、バックトラックはドカーンときているのに、歌メロは歌い上げ切らないのが情けないオトコを良く表しています

学校の教室が舞台の PVも印象に残ってるなぁ。「ピアノのロックバンドへの関わり方」として一つの道標となったバンドです。

The Fray – Over My Head (Cable Car) (Video)

Kelly Clarkson「Breakaway」

は?と思われた方もいるでしょう。アイドルやんけ、と。

いやぁわたしこの曲好きなんですよねぇ。実はあのアヴリル・ラヴィーンの提供作品。曲の全体に漂う哀愁と乾いた空気感は見事ですよ。アヴリルはもともとGoo Goo Dolls信者として有名ということもあり、スケール感といい共通するものを感じます。

なんとシンプルでドラマティックなメロディでしょうか。音楽には無限の可能性があると信じさせてくれる名曲ですね。アコギ一本でジャカジャカするだけでも世界中の音楽ファンの心を捉えることができるんですよ。久しぶりに聴いて改めて感動しました。 アメリカンロックですよコレは

Kelly Clarkson – Breakaway (Official Video)

Counting Crows「A Long December」

アダム・デュリッツがフロントマンを務めるカリフォルニア出身のロックバンド。ボーカルのアダムは独特の声を持つシンガーで、カントリー調の曲もあればハードドライヴィングナンバー、ピアノバラードもありの面白いバンドなんだけど、日本ではイマイチ人気が出ませんでしたね。

わたしは2nd「Recovering the Satellites」が好きでした。「Angels Of the Silences」のポストグランジ感は予想外でぶっ飛んだし、純文学のような美しい暗さを持つ「Miller’s Angels」など、幅広さに感動しました。

そんな中、彼らの中でも随一のピアノバラード「A Long December」は今でも定期的に聴きたくなる名曲です。風景と心情の描き方がまるで映画のようで、歌が始まった瞬間から引き込まれます。「アメリカンロックダサい」とかいう人にはコレを聴いてもらいたいですね。これ一曲で一人の人生が全て詰まっているレベル。

Counting Crows – A Long December (Official Video)

The Hooters「Boys Will Be Boys」

リプレイスメンツと同様、みんなに知ってもらいたいバンド。シンディ・ローパーの「Time After Time」やジョーン・オズボーンの「One Of Us」を生んだバンドThe Hooters。隠れた名曲量産バンドなんですよ。青春系アメリカンロックが好きな人は必ず聴いてほしい。

Boys Will Be Boys」は盟友シンディ・ローパーとのデュエット曲。弾んだビートにどこか悲しげなメロディ、なのにウキウキする。アレンジもケルト音楽チックなのがセンスいい。コレぞ青春系アメリカンロックでしょ。隠れすぎてる名曲やで。シンディ・ローパーとしても代表曲クラスの傑作。

The Hooters and Cyndi Lauper – Boys Will Be Boys

どの曲も目を細めて遠くを見つめていましたねぇ。不思議ですね。青春系アメリカンロックとは目を細めて遠くを見つめているかどうかなんですよ。さぁみんなで目を細めて遠くを見つめようぜ

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