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Pearl Jam 「Leash」

90s

from 「Seattle, WA 17 -January-1992(live)」

高性能ハイパーハードポップチューン

Excelの「画面に表示されている通りに印刷されない問題」が未だに解決されないのって逆にすごくないですかロリング君です。

怒涛のライブアルバム配信を始めたパールジャム。でもこんだけ同じようなライブアルバム出されたら逆にどれを聴いたらいいかわからない。巷では今、そんな現象が起こっているのではないか。パールジャムに興味を抱き始めた女子高生がそこで躊躇してしまわないのか。わたしは心配である。これだけリリースされていれば当然いいものも悪いものある。ハズレを引いてしまい、そこで興味を失ってもいけない。

そこで、洋楽痛界きってのパールジャム痛としてお馴染みのわたしが何を聴くべきかみなさんにご紹介しよう。はい、これですね。「Seattle, WA 17 -January-1992(live)」。これは必ず聴きましょう。1992年1月ということは1st「Ten」リリース後、2nd「Vs」の間ということ。

ここは愛を込めてハッキリ言わせてもらうと、パールジャムのライブ盤は、オフィシャルでリリースされたのが基本的に全盛期を過ぎてからなので、ことごとく物足りない残念盤ばかりなのだ。音はキレイなのに演奏がイマイチ。そんなジレンマを抱えながら、世界中のパールジャム痛は全盛期の頃の音の悪いブートレグで我慢するしかなかった。

そこで登場した「Seattle, WA 17 -January-1992(live)」は「全盛期のライブ」&「音質抜群」という両方の条件を満たした貴重なアルバムなのだ!

まず嬉しいのが、伝説のアウトテイク「State Of Love and Trust」が収録されており、絶好調アクトで聴けることだ。この曲はパールジャムの中で屈指の名曲であるにもかかわらず、「Singles」という映画のサントラのみでのリリース、しかも音がモッコモコのもこみち状態。そのポテンシャルを活かしきれていなかった。世界中のファンが枕を濡らす日々を送ってきたところ、ついにここでハイクオリティな音質と演奏が揃った音源が解禁されたのだ!たまんねぇなぁおい(MTVアンプラグド出演時の演奏がベストだけどね!)。

そして「Vs」リリース前にもかかわらず収録されている「Leash」。あぁ「Leash」…まったく誰の話題にも上がったことのない不遇の傑作。このわたしのパールジャム史上ダントツの再生回数を誇る高性能ハイパーハードポップチューンである。エディの声の頼もしさが最大の聴きどころだ。雷鳴のごとく張り裂ける高音は1990年から1995年あたりの作品でしか聴けない貴重な記録。心して聴くよーに。

スタジオバージョンに比べてテンポが速いのも嬉しい。まるで全員50センチほど宙に浮いているかのような疾走感のある演奏は見事。サビでは色気のあるリフとスタイリッシュな歌メロが交差する。エディの声も絶好調で、一切手抜きすることなくスタジオ盤を上回るテンションが感動的だ。

このハードで美しくエモーショナルな楽曲がなぜ話題に上ることがないのかが長年の謎だった。その謎は未だに解けてはいないが、わたしが話題にあげることで少しは改善されれば良いんですけどね!!ほなさいなら!!

Apple Music: Pearl JamLeash

コメント

  1. stormy manic monday より:

    おぉ!leashは私も良く聞いた…
    というより何度人生救われたかというくらいの胸熱ソングです

    いまいちどれ聞いていいか分からないライブブートレグも正解を教えて頂きありがとうございます

    やっぱ初期ですよね

    これから聴きます

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