from「Bleed American」(2001)
流した瞬間、時間止まる系
大雪やゆーから予定変更したら大したことなかったときの気持ちよ。ロリング君です。
アルバムとしては一番ではないんやけど曲としてはコレが一番なんやなぁってとき、あるよね。アルバム通して聴きたいときにはあっちを選ぶけど、ふと一曲聴くときにはコレってなるよね。Jimmy Eat World におけるソレが「If You Don’t, Don’t」なんどすの。
タイトルは日本人のわたしからするとちょっと語感がドンくさいんだけど、彼らの楽曲の中でも屈指のメロディ力を誇ると思っている。
コレ毎回聴くたびによく出来てるなぁと思うのよ。もういたるところに勝負メロディが散りばめられてるやん。どこ切り取っても胸キュンするやん。
最初の「What’s wrong baby」がもう切ないやん。歌もちょっと吐息まじりやん。ええやん。Bメロでググッと感情のギアをあげていく感じがBメロの役割としてこれ以上ないし、サビのコーラスと歌との掛け合いのような間が完璧なのよね。
リズム的にはウキウキしててわかりやすいノリなんだけど、メロディは切なくて甘酸っぱくてたまらんなぁオイ!!とにかくポップに対して照れがなくまっすぐ向き合っとるわけよ。斜に構えた自称ロックバンドたちが見習うべきところちゃうんかと。
発音もええねん。「pretend」とか「happen」とか「honey」とか「need this , need this」とかどれも発音が「はぁん」て感じでたまらんなぁオイ!!
「Bleed American」はパワフルな音圧とスピード感が気持ちいいアルバムでもあるんだけど、その中だからこそメロディを伝えることに重きを置いた「If You Don’t, Don’t」の輝きが際立つのよね。これは歌メロで勝負や!と判断したに違いない。
流した瞬間に時間止まる系の名曲やね。
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