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【投稿作品】Anna Burch「With You Every Day」by ドーナツ

10s

from「Quit the Curse」(2018)

オベリスク建造

サーターアンダギーが大好きです。ドーナツです。

先日ニュースだったか何かクリエイターの女性比率の高さが取り上げられていた。この手の記事の地雷率の高さは異常なので細心の注意はらい読み進めたが、果たしてニュートラルな記事であり、勉強になったなぁ。って慢心し、寝た。

またある日、なんとなくライブラリを眺めていると女性アーティストの多さに気がついた。

バンドであれSSWであれ、ジャンルを問わずオルタナティブな要素を持ち込み、古典に縛られないそれらの音楽はなるほど刺激的で、実感としていつぞやのニュースが重なった。

要約すると私は女性アーティストが好きだ。もう女性SSWなんて肩書でとりあえず聴いちゃうもんね。

そんな私が近頃愛聴しているのがanna burch。quit the curseはデビューアルバムとは思えぬ安定感が素晴らしく、ついにポストaimee manが現れたのかと胸を高鳴らさずにはおれないグッドメロディと囁き系ボーカルだ。

アルバムを通してどの曲もレベルが高く、私支店でははやくも私本部から名盤認定の承認、決裁が下りている。そしてそんな本作から今回はアルバムラストを飾るwith you every dayを推したい。

ベッドルーム感満点の宅録風ローファイサウンドが最高に心地よい本曲は何がすごいってサビである。ギターの伴奏にドラム、ベースが徐々に乗っかりギターソロでラストサビな王道展開(随所にストレンジな要素があり、それも最高の違和感を演出しているのだけど)も勿論素晴らしいのだが、やはりそれ以上に強烈なオベリスクを建造していくのがサビ。ああ間違いない。イデアのメロディだ。

歌詞もない鼻歌だけで、ウ〜ウ〜ウ〜♪だけでこんなに惹きつけられる事が過去あっただろうか。ねぇよ。しかも私の大好きな多重コーラス。そんなん反則やん。

また別の話になるのだが、以前インタビュー記事でjapanese breakfastという女性アーティストが記者から「あなたの音楽はfleetwood macからの影響をとても感じますね」といった質問に「もちろん知っていますが、聴いたことがありません」と答えていた。

近年の女性の活躍っていうものの正体がこの受け答えに垣間見えた気がしたのだけれど、上手く言い表せない。ウ〜ウ〜ウ〜♪

Apple Music : Anna Burch With You Everyday

コメント

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