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【徹底考察】なぜ我々は音楽を聴かずにはいられないのか

Column

どーも。UNIQLOでアウターを買うとわけわからんオッさんと被りますねロリング君です。

さて、今回は(わたしの)永遠のテーマに切り込みたいと思います。
そう「我々はなぜ音楽を聴かずにはいられないのか」です。

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何も考えず楽しむのもアリ

もうわたし自身、常に考えてしまうテーマで、以前こんなことも言いました。

これは今でも真実の一つだと思ってまして、要はスマホがなぜ起動するのか仕組みを知らなくてもスマホを楽しむことはできるわけですよ。それとおんなじで楽しいなら理由なんかいらんやん、ということです。

しかし、何度も考えてしまうし、自分がなぜこれをやっているのかを知っているのと知らないのとでは満足度も違ってくるはず。だからここでケリをつけなければならない。そういうわけなんですよ。

で、正月の間ずっと考えました。答え…見つかりました。バラ珍の紳助ばりに。

音楽を「別世界に行くため」に聴いている

結論から申し上げましょう、なぜ音楽を聴くのか。それは、「別世界に行きたい」からなんですよ。

良い音楽を聴くと、精神的な別世界に行ける。良い音楽はどんなジャンルでも世界観が完成されていて、独自の雰囲気を持っています。

その雰囲気に触れることで一気に気分が変わります。アーティストが用意した舞台に連れて行かれることによって、非日常を味わうことになります。

これって音楽じゃなくても同じことが言えますよね。映画、小説、旅行、演劇、ファッション、全て精神的に別世界を味わえるから楽しいんですよ。旅行は実際に味わうことにもなりますけど。

音楽が特に優れている点

その中で音楽が特に優れている点は、何かをしながら別世界に行ける、という点ですね。例えば散歩しながら音楽を聴いていると、目の前はいつもの道なのに、心は別世界にいる、という不思議な状態になる。

いつもの帰り道も違って見えます。しかも曲を変えたら別世界がまた待っている。家事をしながらでも可能。これってとんでもなく効率の良い精神的トリップと言えるのではないでしょうか。

映画のように時間と場所を限定されるわけでもなく。小説のように文字を追うことに集中しないといけないわけでもない。知っている曲であれば一瞬でその世界に連れて行ってくれる。

しかも、ジャンルも果てしなく多い。一生を費やしても網羅できないほどのアーティストがいて、次々に現れる。楽器の数も奏法も組み合わせも無限で、深みも半端ない。聴く環境や機器にこだわることも出来る。

凄くないですか。

スマパンは世界観の塊だった

わたしの好きなアーティストで言えば、スマッシングパンプキンズは世界観の塊でした。「メロンコリーと終わりなき悲しみ」の中世のお伽話的設定は素晴らしかったですね。

The Smashing Pumpkins – Tonight, Tonight (Official Video)

アーティストは作り上げた世界にすっと入っていけるように、ビジュアルやジャケット、PVを整える必要があります。スマパンはその点徹底していました。

独自の強烈な世界観を持っているアーティストは強いですよ。最近で言えばTHE1975は都会的かつ享楽的なイメージは強烈ですし、を解散後も根強い人気を誇るMansunの怪しくミステリアスな空気感や、oasisだって「ポップでふてぶてしい」という世界観があったと思います。

Mansun Wide Open Space

そして、時々新しい世界観を提示するアーティストが現れて世間を驚かせることがあります。

ニルヴァーナとビリー・アイリッシュ

ニルヴァーナとビリー・アイリッシュを比較した記事を読んだことがありますが、確かに一理あって、音楽的には別物なようでいて、彼らの音楽にはシニカルな側面が強いんですよね。世間を斜めから見てあざ笑うかのような。

Nirvana – In Bloom (Official Video)

彼らに共通するのはちょっとふざけた態度、シリアスな音でポップなメロディを奏でる。見事な組み合わせです。

Billie Eilish – bury a friend

そんな世界観があったんだ!というわけで、人々をワクワクさせているんですね。みんな新しい世界を見たいから。

我々は日々、心をリセットする必要がある

言いたかったことは、我々人間は仕事や勉強をする必要があります。しかし、ずっとそれをやり続けることはできません。だから、毎日心を別世界に連れて行ってリセットする必要があります。

それをどのジャンルでするのかという話です。わたしは音楽が1番ワクワクするし効果的だと思っています。

むしろ、音楽でトリップしたいがために仕事をしているといっても良いのではないでしょうか!ジョギングした後のビールが美味いのとおんなじですよ。

「別世界」を自覚しながら音楽を聴いてほしい

わたしは好きな音楽を聴くときに、「わたしは今から別世界に行くのだ…」と自覚することでより音楽の世界に入り込めるようになりました(完全にヤベェやつ)。

精神的トリップ」という目的を持って音楽を聴くと有意義な時間になるしオススメです。よかったら試してみてください!!

ちなみにコレ、ワイが音楽の謎を追求している時に見つけた名著。専門的な話も多くて全部理解するのは無理だったけど、(理解できるところは)面白くてどんどん読み進めてしまいました。でも買うと分厚くて高いので図書館で借りてください。ほなまた!

音楽の科学—音楽の何に魅せられるのか?
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コメント

  1. ミネらないウォーター より:

    こんばんは。考察、興味深く読みました。
    最近は、良い音楽聴いた時に「この曲を美しいと思える感性持っててよかった」と思うことがあります。
    ジャンルや時代関係なく良いモノを良いと思えるのは、感性が死んでない証拠だと思います。
    だから、僕は「自分の感性や感覚の在り方を確かめたい」から音楽を聴くのかもしれない、と少し考えました。

    ロリングさんが音楽を聴いて別世界を感じたり、心をリセットしたりできるのも、ロリングさんの感性が豊かだからこそだと思いますよ。

    • Rolling より:

      ミネらないウォーターさん、ありがとうございます。
      「自分の感性の在り方を確かめる」とはステキな考え方ですね!確かにそういう一面ありますね。誰もが自分の「琴線」を持ってるわけですからね。なぜ心に響くのか…とか考えると面白いです。

      感性が豊か、で言えば
      音楽を好きな人って結構センシティブな人多いですよね笑
      わたしも含めて。インディーロック好きな人とか特にそうなんですよ。

      コメントありがとうございました!

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