どーも。永遠のギター初心者ロリング君です。 今回はシンプルなのに最高にカッコいいギター10選をお届けします!
ポイントは2つあります。
1つ目は「シンプルなのにカッコいい」というところ。スーパーテクニックを駆使したカッコいいギターももちろんあるんですが、ギター初心者でも弾けるカッコいいギターが聴ける曲を紹介します!
2つ目は必ずしもギュイーンと歪んだギターだとは限らないということ。極端な話、アコギジャカジャカでもカッコいいものはカッコいいんです。
それでは行ってみましょー!
あ、ネットでタブ譜があるものは合わせて貼っていきます。便利な時代やなぁ!
- The Smashing Pumpkins 「Tonight, Tonight」
- Red Hot Chili Peppers「Can’t Stop」
- Death Cab For Cutie「Blacking Out The Friction」
- Weezer「Say It Ain’t So」
- The Killers「Smile Like You Mean It」
- John Mayer「Free Fallin’」
- Pearl Jam「Yellow Ledbetter」
- Stone Temple Pilots「Plush」
- The Beatles「Blackbird」
- Jesse Harris「Don’t Know Why」
The Smashing Pumpkins 「Tonight, Tonight」
「え?この曲ギターカッコよかったっけ?」と思いませんでしたか。もしかしたらあなたはまだ素晴らしさに気づいていないかもしれません。
この曲のリフは発明並みに天才的何です。ドカーンとストリングスと共に始まるイントロの後に来る静かなパートを聴いてください。バックにアルペジオが聴こえますよね。
コレなんですよ。実はこの美しいリフ、指一本で弾けるんです。5弦をルートに指一本で押さえるだけで、あとは4、3、2弦の開放弦を弾いているだけなんですね。
凄くないですか。ビリー・コーガンは開放弦を活用したリフを作るのが本当に上手い。アルペジオのパターンさえ覚えたら、初心者でもすぐに弾けるようになります。
Red Hot Chili Peppers「Can’t Stop」
コレはもうお馴染みですね。こんなシンプルなカッティングリフなのに何でここまで魂を震わせるほどの興奮を生み出せるのか。ロック史上歴史に残る名リフだと思います。
音数は少ないのですぐ覚えられるのですが、弾いている音以外は全て左手でミュートすること(キレイにミュートするのにとても気を遣う)と、6限ルートは親指で押さえることがポイントだと思います。 弾けたらめちゃくちゃ気持ちいリフ!無限に弾いていられる曲です。
Death Cab For Cutie「Blacking Out The Friction」
コレは自分の中でギターの役割という概念を根本から覆された曲です。単純に延々と同じポジションでカッティングしてるだけなんですよね。
バンドのアンサンブルの中で、必ずしも音が動き回る必要はないと教えてくれました。全然退屈しないし、むしろ快感が増幅していきます。
初心者ギタリストには希望に満ち溢れた一曲です。
Weezer「Say It Ain’t So」
コピーした人も多いでしょう。弾きやすいのに病みつきになるリフ。冒頭のC#mのコードのフォームでハンマリングがまず気持ちいいのと、アルペジオで2弦の開放弦を鳴らすと不協和音ぽくなるパートが超クールなんですよね。
歌いながら弾けるという点もポイント高いっすね。ただ、Aメロの裏拍のノリがちょっと弾きづらいという初心者泣かせなところもあります。
The Killers「Smile Like You Mean It」
もうAメロのリフから一言サビまでとにかく曲が好き過ぎるというのがあるんですが、何よりも間奏のギターソロが天才的。フレーズは特に難しいことはしていないのに、グッと胸に迫るものがあるんですよ。なんなんですかね。音の高さとか歪み具合とかが完璧なんでしょうか、切なくてたまんないんですよ!!
John Mayer「Free Fallin’」
ギターと言えばこの人は外せません。スーパーギタリストのジョンの作品で初心者でも弾ける名曲あるんですかと。あるんです。「Free Fallin’」ですね。トム・ペティのカバーですが、原曲のポテンシャルを最大限に引き出した決定版となっております。ワンパターンを覚えたらサビまでいけるというステキな構成。切ない響きはホント泣きそうになります。名曲どすなぁ。
Pearl Jam「Yellow Ledbetter」
いや、すみません、これ初心者向けじゃないかもしれません。いやちゃうな多分。でも、でもですよ、一つのパターンをマスターしたらいけちゃうやつですよ。絶対気持ちいいよコレ。ブルージーでポップで優しくて、ファンにも人気なのにアルバムからは外された謎の名曲。いつもライブだとマイクマクレディが一人で弾き始めてエディが後から出てくるやつやん?憧れる。これは憧れる。え?お前は弾けるのかって?まあ見ときなはれや!
Stone Temple Pilots「Plush」
アメリカのギターキッズたちが当時夢中になって弾きまくった(はずの)名リフ。あの頃の混沌とした雰囲気がこのシンプルなリフに表れてますね。ちょっとふざけているようでダークな曲調がまさにグランジ時代を反映しています。ギターを始めた時にまず練習するにはもってこいの曲です。
ストテンはスコット・ウェイランドのカリスマ性といい楽曲のキャッチーさといい、超重要バンドだと思うんですが、なんか扱いが悪い気がしますね。過小評価されてますよ。
The Beatles「Blackbird」
高校生のときにアコギで頑張って練習しました。バッハのG線上のアリアのように、ずっと3弦の解放弦がなっているのがとてもステキなんです。ハイポジションにいってもその開放弦が鳴り続けるんですよ。こんなの思いつくのスゲェなぁと今更感動します。丁寧になぞっていけば、弾くこと自体は難しくありません。
ただし!一つだけ注意点があります。音源をよく聴けばわかるんですが、ポールは結構パーカッシブに弾いてるんです。普通に指びきで引くだけではあの躍動感がでないんです。ということはスラップ奏法で弾いてるんではないかとも思いましたが、上の動画を見るとそうでもないですね。普通に弾けるようになったら次は躍動感を出せるように(一緒に)がんばりましょう。
Jesse Harris「Don’t Know Why」
ご存知ノラ・ジョーンズがカバーして超特大ヒットした名曲。正直、ジャジーでセクシーなノラのバージョンと比較すると物足りない。と思ってました。アコギ一本で淡々と歌うだけで、スイングもしないし地味なんです。でも、今ではこの牧歌的な素朴さが魅力的だと感じるようになりました。ビルエヴァンスの言葉を借りると「墨絵」のような音像といいましょうか。
そしてなんといってもギタープレイが実は凄い。弾いてみるとこれまた3弦の開放弦を巧みに利用した名アルペジオ!これは天才的。
すみません、良いタブ譜面が出てこなかったです。私は耳コピで乗り切りました笑
以上です!後で絶対「あーアレもあったなぁ!」と思い出して後悔するやつやなぁ。ギター、頑張りましょ。
コメント