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【人生で最も聴いたアルバム】第7位 Ben Folds Five「Ben Folds Five」

90s
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古き良きポップスとロックの疾走感

Ben Foldsってオンリーワンな存在やと思いませんか。

ピアノを弾き語るシンガーソングライターはそれこそ無尽蔵にいるが、Ben Foldsのようにダイナミックかつ繊細なプレイと、巧みなコードワークが同居するアーティストは見たことがない。

古き良きポップスとロックの疾走感を同時に表現できるんや…と当時は興奮したもんどす。 ただオシャレなだけじゃなくて、皮肉も効いててロマンティックで、そういうアーティストってほぼいない。

oasis並に一般層にもウケた

また彼らの凄い?点は、洋楽マニアだけでなく一般層にもウケていたところ。普段洋楽なんか聴かない友人が「Philosophy」のイントロの練習してたもんなぁ。

Ben Folds Five – Philosophy (from Sessions at West 54th)

日本ではoasisと同じくらい人気あったんじゃないかと。「みんなを幸せにする音楽部門」であればNo.1なんじゃないだろうか。

自分の好きなアルバムって、結構オススメするのにためらう時ないですか?「これちょっとマニアックだからなぁ」とか。

その点、このアルバムは胸を張って次世代に引き継げる作品。お子さんがいる方は是非聴かせてあげて欲しいですね。

彼らの魅力は巧みなコードワークとメロディライン。特にわたしが未だに気に入っている4曲を紹介したい。

アホでオシャレで切なくて「Where’s Summer B?」

まず一曲目は「Where’s Summer B?」。楽しげなのに切ない空気感がたまらない超名曲。Aメロではアホってぽいノリなのに、Bメロでちょっとオシャレなコード感になって、サビで一気に切なくて泣きそうになるというもうねコレホンマたまらんわ全員今から聴いてくれ。

しかもコードチェンジもシンプルで、最小限で最大の効果を出すという全人類の理想型をサラッと成し遂げるわけよ。 実際に演奏してみるとリズムのとりかたが結構高度なのよ。ピアノ弾けんけどな。

なんかJackson Cannery とかPhilosophyばかりフィーチャーされがちだけど、この曲こそ代表曲にふさわしいと思う。

世界は醜いことだらけでどうしようもないけれど

そんで続く「Alice Childress」はね、バラードなわけなんだけど、こんな優しいメロにこんなええ歌詞のせられたら反則やで?という話。

Alice, The world is full of ugly things that you can’t change Pretend it’s not that way it’s my idea of faith

アリス、世界は醜いことだらけで、どうしようもないけれど、そうじゃないフリをするんだ、ボクはそうしてるよ

っていうくだりがイイよねぇ。訳すと多分こんな感じなんでしょうか。エエことを言いすぎてないところも素晴らしい。

そして、「Sports & Wine」!これはまさにBen Folds Fiveにしか出来ない曲ですね。と思ったら以前レビューしたなぁと思い出しましたんでこちらを参照してください。

ピアノが習いたくなる「Best Imitation Of〜」

そして最後に「Best Imitation Of Myself」は最もストレートに可愛くて子どもにも楽しめて、ピアノが習いたくなるステキなポップソングですよ。高いところで弾き始めるところもよくわかってるよね。

でもサビは結構演奏は激しめだったり、急に囁き声になったり、エンターテインメント性抜群。一流のミュージカルやな。観ないけど。

最後にしようと思ったけどやっぱり「Underground」は外せませんな。このコード進行とメロの乗せ方は「やられた!」と思ったアーティストも多かったことでしょう。

Ben Folds Five – Underground (from Sessions at West 54th)

フォロワーが追いつけないほどの個性

バカっぽいのにオシャレなのよ。この域には誰も達していないんじゃないかな。サビはなんか大したことないんだけど、それ以外が素晴らしいから紹介しちゃう。
もしまだ聴いたことないという幸せモンがいたらこれから20年間は楽しめること間違いないから聴けや!

ほなまた!

オマケ:ロックなTシャツのコーナー

こんな素敵なデザインのTシャツ見つけたけどレディースやし売り切れやしなんやねんとおもいました。しかも最近スリムフィットのTシャツってあんまし見かけないよね。Ben Folds FiveのTシャツ、全然ありませんでしたわ。

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